INDEX    RSS    ADMIN

見えているものと見えていないもの

葉子です。

我が家の周辺では、GW前に満開だったツツジの花も終わりを迎え

葉の茂る木は燦々と降る日の光の中に安らいでいるように見えます。


a0001_016620.jpg


今見ているモノには見えていない部分があることに思いをはせる日々です。

母はレビー小体型認知症ですので

私には見えないものが見えたり、記憶の喪失や混乱が起きます。

そうであっても精神の健全さは失われていないことが身近にいるとよくわかります。

分からないことが増えていることや

どうしてなのか釈然としない自分を情けないと言います。

自分が見ているモノを否定されると傷つきます。

そんな母の話をいつも興味深く聞くのですが

時々はっとするほど奥深いと感じられる母の言葉(体験)に出会います。

 

ある日、病院へ行く母を迎えに行き、父に挨拶をして家を出て歩いていた時のことです。

突然「振り向いてみて」と私に身を寄せて囁きました。

とまどいつつ振り向くと父が私たちを見送っていました。

「お父さんがいたよ。手を振ったよ」と報告すると

「二人いた?」

「一人しか見えなかったよ?」

「ふーん」

「さっき家にいた時、二人いたの?」

「うん、そうねー、黒い人と白い人がね」

「いつも二人いるの?」

「なんかねー、時々かなー、よくわかんない」

 

別のある日、お茶を飲んで一休みしていた時のことです。

「ほら、私さ、2年でしょ? だから、それまで、後2年はあなた絶対死なないでよね」

「そうなの? お母さん、2年って、何が?」

「だから。私よ。2年だから。だいたいねー。それまであなたがいてくれないと困るの。」

「あー、そうなの? だいたい2年? なの? う~ん… 2年なら生きてると思うよ」

「絶対よ、約束してよ。あなただけ(が頼り)なんだから」

「わかった。約束する」

「あ~、これで安心」

 

折に触れ「生命の叡智」という言葉が私の中に去来します。

見えているモノは常に一側面でしかないのだと繰り返し実感します。

そのたびに世界が新鮮に映ります。

認知症になった母から身近に教わることの深さに感謝の日々です。



 

 

関連記事

三人娘の旅


 職場で知り合い意気投合して、27,8年ほど共に旅をしています。

名付けて、三人娘の旅。
数えたことはありませんが、三人旅は、海外、国内共に数十回に及びます。
最初はそれぞれがユニークな容姿をしていたはずですが、最近は決まって、「皆さんはご兄弟ですか?」と質問されます。初めは、「いいえ」と答えていたのですが、この頃は「はい、そうです」と答えるようになりました。
自分でも、どことなく雰囲気や、表情が似てきたように感じています。

ホテルについたら、先ずジャンケンをして、寝場所を決めます。
宿の方が、整然と敷いた布団を引きまわして、自分の好きな場所に移動します。
寝るもよし、俳句を作るもよし、スケッチをするもよし、摘み草をするもよし。
見たい場所が異なる時は、各自で回ってからホテルで落ち合うことにしています。
お互いに、束縛しないことをモットーにしています。
IMG_20180403_0001_20180403072547e9b.jpg 
箱根ガラスの森美術館に行きました。

IMG_20180403_0006.jpg

クリスタルガラスのアーチや、クリスタルグラスで作られたクリスマスツリーが太陽に反射して、イルミネーションさながらでした。IMG_20180403_0005.jpg

はるかには、大涌谷をながめ、ベネチアングラスに囲まれたレストランで昼食をとりました。タコのトマト煮、イタリアンビールで乾杯。 
 
何よりも嬉しかったのは、生のカンツォーネを聞きながらの食事です。
オーソレミヨ、ボラーレ、サンタルチア、など5曲。
 IMG_20180403_0003.jpg

イタリヤに行ってベネチアン仮面舞踏会を体験しなくても、ここで気軽にお祭り気分を満喫できます。本場ベネチアで作られた仮面やマントのレンタルは無料です。早速に好みのマスクをかぶり、好みの色の衣装を身につけました。
IMG_20180403_0004.jpg

すっかり童心に返り、ワクワク、ウキウキ、ドキドキです。
写真に撮ろうとしたとき、電池切れのマークが飛び出てきて残念!!
店内、展示室を回り、緑豊かな庭園を散策しました。
すれ違ったグループは、外国の方らしく何やら語で挨拶をしてきました。普段はシャイ?な娘ですが、国名を言ったり握手をしたり笑ったり。
ベネチアン仮面をかぶり自分自身の仮面をはずしたひと時でした。

次回の旅は、10月です。
私のリクエストは東北地方、秋田の鄙びた温泉宿です。

トヨ子
関連記事

娘がなでしこサッカー2部のオルガ鴨川の新監督になりました。

ももたけです。
娘がなでしこサッカー2部のオルガ鴨川の新監督になりました。

俺は個人競技の方が勝手に好きな時に練習が出来るので好きである。
ところが娘は団体競技が好きである。一人っ子だから兄妹がいるようで楽しいのだろう。
小学2年の時に毎日公園で遅くまで遊んでいた。ある時、近所のおばさんが暗くなって来たから家に帰りなさい、と言った。
娘はお父さんもお母さんも働いていて家に入れないと、悲し顔付きで言ったそうだ。
勿論、嘘である。しかし、その公園でボールを蹴っていた姿を見て、同じマンションの住人が少年サッカーチームにスカウトした。俺の息子より、蹴りが凄いということだ。
確かに小学時代は男の中でレギュラーを獲得していたくらいだ。

その娘が大人になったのかぁ😭

台湾の時の娘です。
MasaDaughter2.jpg 
by ももたけ
関連記事
  • 三人娘の旅

再決断療法の本を出しました

明けましておめでとうございます。GNJスタッフのむろさんこと、室城です。

実は、昨年末、私の初めての単著である「生きづらさを手放す~自分らしさを取り戻す再決断療法」(定価1、800円+税)が春秋社から出版されました。再決断療法は、グールディング夫妻が、TA(交流分析)とゲシュタルト療法を統合して創始した心理療法です。私は昨年度からGNJでTA・ゲシュタルト・ワークショップを行っていますが、その基盤となっているのがこの再決断療法です。

この本は、3部構成となっていて、第1部「あなたの人生は変えられる」では、具体的な例を挙げながら、生きづらさの原因とそこから抜け出す方法について説明しています。第2部「再決断療法とは何か」では、再決断療法とは何かについて、その基盤となっている2つの心理療法、すなわち交流分析とゲシュタルト療法についての説明を交えながら説明しています。そして第3部「再決断療法のさまざまなワーク」では、典型的な再決断療法に加え、訣別のワーク、サイコドラマを用いたワーク、マジック・ショップ、悪漢退治のエクササイズについて、具体例を挙げながら紹介しています。

今、何らかの生きづらさを感じている人はもちろん、交流分析やゲシュタルト療法、さらには他の心理療法の専門家にも役に立つように書かれています。これまで私が学び、実践してきた経験を余すところなく書いたつもりです。ぜひ、ご一読ください。
それでは、今年もよろしくお願いいたします。

GNJスタッフ 室城 隆之
murobook2.png
関連記事

今年もジャニスが来ました。

ひろこです。
久しぶりのGNJのブログの更新です。
昨年好評だった「ジャニス・ジェラルドのワークショップ」を、今週の週末、11/18-19に目黒会場で、ベーシックトレーニングコースの中で行います。(一部はコース外の修了生も参加)

ジャニス・ジェラルドのワークショップ
http://www.gestaltnet.jp/ws/janice.html

ジャニスはロサンゼルスからやってきました。長い臨床経験と指導経験を持ちで、特に夢のワークの指導歴は20年を超えます。目隠しを使ったスタイルで夢のワークを展開されるのが特徴です。
ジャニスは、夢のワークは、静かにおごそかに行いますが、80歳代とは思えないほどの、日頃は、パワフルで食欲も旺盛、明るくキュートな方です。
今年もジャニスにお会いできてうれしいです。
withJANICE201711.jpg

ジャニスのワーク、あと1名の募集になりました。
開催もせまっておりますが、参加をご希望の方はご一報ください。

GNJ事務局問合せフォーム
GNJ(ゲシュタルトネットワークジャパン)への電話: 03-5724-4406
関連記事

プロフィール

gnj

Author:gnj
こんにちは、ゲシュタルト療法のワークショップを開催しているNPO法人ゲシュタルトネットワークジャパンです。
ゲシュタルト療法の「今-ここ」の「気づき」は、いきいきと自分らしく生きるエネルギーを活性させます。ひとりひとり違うonly oneの大切な存在である互いを認め合いながら、家庭で、学校で、職場で、地域で、世界中で、つながりあっていく社会を実現したいと思っています。

最新記事

ほのぼの時計 わくわく版

検索フォーム

QRコード

QR