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第一回全国ファシリテーター集会

1月12日から14日まで、東京・国立オリンピック記念青少年総合センターで「第1回全国ファシリテーター集会」が開催されました。
今回のこの会は主催が百武さん。GNJスタッフの綾子さんとわたしは、なんとなく流れに乗って(笑)運営のお手伝いをしながら参加してきました。

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開会式は、当初来日予定だったけれど健康上の都合で急遽断念せざるを得なくなったアンセル博士からの「Dear Gestalt Friends and Colleagues in japan」という手紙の朗読から始まりました。
開会式は、当初来日予定だったけれど健康上の都合で急遽断念せざるを得なくなったアンセル博士からの「Dear Gestalt Friends and Colleagues in japan」という手紙の朗読から始まりました。
岡田法悦さんが翻訳、朗読してくださったそのお手紙は,わたしたち日本のゲシュタルトメンバーへの愛にあふれるものでした。部屋の隅っこで聞いていた私も、この会のためにお手紙を届けて下さったことへの感謝とうれしさ、そして「アンセルに会いたかったなぁ」というさびしい気持ちが沸いてきました。

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(写真:ローガンご夫妻と通訳してくださった3人)

アンセルが「私のかわりに日本に行くなら彼!」と紹介してくださり初来日を果たしたのがローガン・ラムプレヒト博士ご夫妻。ローガンさんはその立ち姿だけですでにその繊細さと優しさが伝わってきます。奥様のミンディさんも笑顔がとってもステキな方。 3日間のライブスーパービジョンの通訳はゲシュタルトの仲間たちによるものでした。岡田法悦さん、永井美雪さん、ジャクリーン・ヒルトンさん、ありがとうございました!

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(写真:閉会式後に、残っていた人たちで記念撮影) 

この会の目指すところは,ファシリテーターの人材育成・資質向上と相互交流。言葉をならべると堅いけど、全国でゲシュタルトを学んだ仲間たち総勢約80名が一堂に集まって互いの近況を報告し合ったり、「ファシリテーター甲子園」と銘打った場でゲシュタルトのワークを提供し合い、それぞれファシリテーションについて意見交換して高め合ったり。懐かしさと新たな刺激満載の3日間になりました。

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(写真:ローガン博士と百武さんとトヨ子さん、そしてファシリ集会お世話係のひとり、まーくん)

 3日目に参加したローガンのスーパービジョンの中で、セラピーに起こることを彼自身の畑作りになぞらえて話して下さったことが心に響きました。 「作物を育て収穫しようと意気込んでも、土壌の準備ができていなければ種を蒔き、水を与えても作物は育たない。ゆっくり時間をかけて準備した土(実際に彼は4年かけて自身の畑の土壌を準備したそう)には、特別に手を掛けなくても作物が芽吹き育っていく。セラピーも同じ。あわてて何かを起こそうとしない。忍耐が必要と感じることもあります。」 日本ゲシュタルト療法学会ができてからもうすぐ10年。各地でトレーニングコースが開講され、毎年学術大会やワークショップ大会が開催されてきました。 時間をかけてゆっくり耕され栄養を含んできたわたしたち日本のゲシュタルトの土壌は萌芽の時を迎えている。一参加者というところからすこしだけ引いてこの集会を振り返ってみると、そんな予感のする集会だったように思えます。

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(写真:閉会式の様子。綾子さんが語ったいまの想いに感動) 

今回この集会の準備をするに当たり、実は綾子さんとわたしにはこっそりこだわりがありまして。それは「有志」であること。与えられた役割をこなす、というより、わたしたちが「やりたい」という気持ちを大切にできる範囲のことをする、ということ。合い言葉は百武さんの金言「なるべくいい加減に」。 実は、これで大丈夫だろうか、と不安になってバタバタやり過ぎそうになったりすることも多かったのですが、そんなときは参加してくれるはずのゲシュタルト仲間の自立性を思い出し、信頼し、そして「なるべくいい加減に」にもどる。 「いい加減がいい加減」。みんなの「楽しかった!」という笑顔に触れたら、「これでいいんだ!」と腑に落ちました。

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ファシリ集会の翌日は月に一度のGNJスタッフミーティングの日。連日のアルコール漬けにもめげず、ミーティングが終わった後は場所を移動してそれぞれの体験を熱くシェアし合いました!! 最後になりましが、集会当日は写真を全然撮っていなくて、撮影上手な全国の仲間たちに後日お願いして写真をお借りしアップしました。皆さん最後まで、いろいろとありがとうございました! (史)

大島に行ってきました

11月23日から25日の日程で開催された百武さんのスーパービジョンに参加するため、大島に行ってきました。 

東京・竹芝から高速艇に乗船して1時間45分。富士山をバックに様々に変わる海沿いの景色を眺めていたら、あっという間に大島の港に到着。宿泊予定のお宿の迎えのバスに乗り込んで約5分、まずは荷物をお部屋に置いて会場へと徒歩で向かいます。

今回のスーパービジョンの会場は、GNJスタッフの佳世子さんがご自身のご実家跡に設けられた「Tom‘s Farm Organics」です。こちらの施設はまだできたてほやほや。住居を兼ねていますが、今回はイベントスペースとしてのこけら落としのワークショップとなりました。

1s 

真新しい建物と、それを取り囲む広大な畑。わたしたちが到着したときは、ちょうど佳世子さんのご主人が掘りたての里芋をこしらえていらっしゃるところでした。 
この里芋、お昼にプロの料理人だったという佳世子さんのお兄さんが調理して下さったものをいただいたのですが、まぁなんとおいしいことか!三原山の火山灰が含まれている土壌は里芋との相性抜群なのだそうです。
他にも特産の明日葉の天ぷらや自然薯そばなどなど、心のこもったお料理の数々。佳世子さんのご家族のおもてなしの、なんとありがたかったことか。ぴかぴかの新居の中で、なんだか懐かしい親戚の家に帰ってきたみたいに寛いでしまいました。 

2s 

 さて肝心のスーパービジョンもそれはそれは濃厚な時間。
ゲシュタルトのファシリテーターとしての研鑽の場ではあるのですが、それ以上に、ゲシュタルトを深く学んできた参加者ひとりひとりが、自身の人生の深淵に触れていく様に、深くこころ揺さぶられた3日間でした。 

3ss

 最後にみんなで写真撮影。いい顔です。

参加者のみなさんは、3日目の午後の船に乗って帰られたのですが、わたしは初めての大島をもうすこし体験してみたくて、一泊延泊して過ごしました。高校生まで大島で過ごされた佳世子さんの案内で、三原山の展望所に上ったり、全国でも珍しい椿園に行ったり。途中、キョンや猿、リスなどの野生動物にも遭遇して、大島の自然の豊かさに触れました。

4s 

そんな中わたしにとって一番印象的だったのは、往年の名刑事ドラマ「キーハンター」のロケ地にもなったという「裏砂漠」での体験。
この日は、この時期にしては珍しいほど風がなく、そのせいかこの場所を砂漠と呼ぶにはちょっと穏やか過ぎるほどだったのですが、日本の地名の中で「砂漠」とつくのはこの場所だけなのだそうです。なるほど、思えば鳥取にあるのは「砂丘」ですもんね。
車を道路脇に止めて裏砂漠の坂を上っていくと、眼前に三原山が見えてきます。青い空に黒い砂漠、そして三原山、かっこいい景色だなぁと見惚れました。

5s 

さて、ではそろそろ帰ろうかと来た道をくるりと振り返ると、遠く坂の下の向こうに海が広がっているのが見えました。
うわぁ海が見えるんだぁ、と感激していたそのとき、わたしの背中にふわーっとなにかが伝わってきたような気がしたんです。三原山だ、とすぐに思いました。海に向かって立つ私の背を、そっと前に後押しするような、そんなやさしいエネルギーのようなものを背後の三原山から感じとったのでした。

6s 

私の地元は鹿児島で、20代半ばで初めて鹿児島を離れるまで、毎日桜島を横目に暮らしてました。(ちなみに下は先月帰郷したときに地元の港から見た桜島。絶賛噴火中)

7s 

わたしにとってその桜島と同じ活火山である三原山の放つエネルギーは、家族が見守ってくれているのに似た、安心感のある、あったかいものでした。なんだかとても嬉しかった。しばし大きく両手を広げて背中に感じるそのやわらかいような、あたたかいような感覚を確かめるようにそこに立ち止まっていました。これまでにあまり体験したことのない心地よい時でした。

最後には、地元の漁港にあがる地魚を握ったお寿司をいただいて、身の心も満たされて帰路についたのでした。

大島はとても豊かで、とても優しい島でした。食べ物もおいしく、人も優しい。お宿のご家族や喫茶店を営まれる老夫婦、居酒屋のおじちゃん、おばちゃん、みんな親切でした。

ありがとう大島!
そして、素晴らしい会場を用意して下さった佳世子さんとそのご家族。ありがとうございました!! 

 また来ます。 

(史)

プロフィール

gnj

Author:gnj
こんにちは、ゲシュタルト療法のワークショップを開催しているNPO法人ゲシュタルトネットワークジャパンです。
ゲシュタルト療法の「今-ここ」の「気づき」は、いきいきと自分らしく生きるエネルギーを活性させます。ひとりひとり違うonly oneの大切な存在である互いを認め合いながら、家庭で、学校で、職場で、地域で、世界中で、つながりあっていく社会を実現したいと思っています。

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