INDEX    RSS    ADMIN

独り善がり(ひとりよがり) ~ゲシュタルト療法、ある日の気づき~

まえだです。
 ある晩秋の昼下がり、庭のテラスの天井付近に枯れ葉色に変色し、御腹(おなか)も大きい一匹のかまきりを発見しました。手足をばたつかせながらさらに上へ昇ろうとしています。周囲はアルミサッシの部分であるため、うまく手がかりがつかめないようで四苦八苦しています。苦戦している様子を見て私は、「ここから転落したら御腹のなかの卵もダメージを受けるに違いない」と考え、竹箒(たけぼうき)でかまきりを地上に下ろしてやりました。

ゲシュタルト療法、カマキリに気づきをもたらされました
(このかまきりさんは、イメージです。ほんとは、もっとお腹が大きかった)

 「やれやれ良かった。一匹の昆虫の生命を救えた」とほっとして、その場を離れました。
 20分後庭に出てみると件(くだん)のかまきりが、上述同様の行為を反復していました。「せっかく安全を確保してやったのに、仕方のない奴だ」といささか苦苦しい重いに駆られながら、竹箒を手にしました。その時、「はっ」と気づきました。竹箒を差し出す時にこのことに気づけなかった自分に愕然としました。「転落して危ない目に遭うかも知れない」というのは、私が勝手に想像していることだと。竹箒を差し出す時にこのことに気づけなかった自分に愕然としました。ゲシュタルト療法、晩秋のある日の気づき

 ”今ここ”での気づきの重要性を十分に認識し、絶対的現在の気づきを高めるため「気づきトレーニング」など継続しているのに気づけない自分に気づき、あらためて、「瞬時の気づき」のむつかしさを実感しました。
 「さらなる修練が必要である。」と再確認した小さなでき事で大きな体験をする貴重なひと時でした。
関連記事

プロフィール

gnj

Author:gnj
こんにちは、ゲシュタルト療法のワークショップを開催しているNPO法人ゲシュタルトネットワークジャパンです。
ゲシュタルト療法の「今-ここ」の「気づき」は、いきいきと自分らしく生きるエネルギーを活性させます。ひとりひとり違うonly oneの大切な存在である互いを認め合いながら、家庭で、学校で、職場で、地域で、世界中で、つながりあっていく社会を実現したいと思っています。

最新記事

ほのぼの時計 わくわく版

検索フォーム

QRコード

QR