INDEX    RSS    ADMIN

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

モンゴルの思い出

私は、大分前になりますが、モンゴルの南ゴビに行きました。

そのとき、初めてプロペラ機に乗りました。
それは、ロシア製のアントノホフの52人乗りです。
機体の両サイドに4枚羽のプロペラがついています。

モンゴル ロシア製のアントノホフ

私は、すっかり童心に返りワクワクして機上の人となりました。
ところがです。ゴビ砂漠から帰ろうとしたとき、そのプロペラ機に大変なことが起こりました。

ゴビ砂漠のゲルに3泊して、モンゴルの首都ウランバートルにもどるため飛行場に向かいました。
飛行場といっても滑走路があるわけではありません。
砂漠のなかに、お客用の待合室の建物があるだけです。

10時の飛行機に乗る予定でしたが、いっこうに発つ気配がありません。
しばらくして、ガイドからアナウンスがありました。
気温40度この暑さではプロペラが作動しません。
涼しくなるのを待ちましょうというのです。
太陽はカンカンと照り、強烈な日差しが全身を焼いてきます。
一本の木もなく、家の中以外には日陰はありません。
待合室で、ビールを何杯も飲みながらうとうとしていました。

数時間しても、太陽は高くいっこうに翳りません。
しかし、4時ごろになって機体の回りが騒がしくなり、まもなくエンジンの音がしました。
皆、一様にほっとして顔を見合わせ、これで帰れると思いました。
プロペラが作動しはじめたのです。
しかし左側のプロペラは止まったままです。
何度も何度もエンジンをかけましたが、プロペラはびくともしません。

さて次にはじめたのは、どんなこどでしょうか。

バケツリレーです。プロペラに水をかけて冷やす作戦です。
まず、可動しないプロペラの下にトラックを横ずけ、トラックに乗って水をかける算段です。
トラックから水場まで、大人、子供が並び水を入れた容器の手渡しがはじまりました。
容器はさまざまで、バケツの他に鍋やボールもありました。

日も沈みかけた頃、やっとプロペラが可動しました。
私たちと一緒に、機長の3歳の子供が乗り込んできました。

モンゴル ウランバートル

真っ白いドレスを着て、赤いリボンをつけてはしゃいでいました。
こんなにかわいいお嬢さんを乗せるなだから、このプロペラ機は絶対に墜落しないと妙に納得して、
私はぐっすり眠ってしまいました。
気が付いたら、無事にウランバートルに着いていました。

わたなべとよこ、ウランバートル

後ろの方で、よく眠れましたねという仲間たちの声がしていました。

      2012 2月    トヨ子記
関連記事
スポンサーサイト

プロフィール

gnj

Author:gnj
こんにちは、ゲシュタルト療法のワークショップを開催しているNPO法人ゲシュタルトネットワークジャパンです。
ゲシュタルト療法の「今-ここ」の「気づき」は、いきいきと自分らしく生きるエネルギーを活性させます。ひとりひとり違うonly oneの大切な存在である互いを認め合いながら、家庭で、学校で、職場で、地域で、世界中で、つながりあっていく社会を実現したいと思っています。

最新記事

ほのぼの時計 わくわく版

検索フォーム

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。