INDEX    RSS    ADMIN

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

JAGT第6回学術大会に参加しました

7月18・19日の2日間、都内で開催された
日本ゲシュタルト療法学会の第6回学術大会に参加しました。

リレーショナル・ゲシュタルトの提唱者の一人であるLynne Jacobs博士が来日、
基調講演は「関係性」と「対話的姿勢」がテーマでした。

クライアントが「投影」をしているように見えたとき
クライアントの中で起きていることと捉えるのではなく

「私(セラピスト)の何が、クライアントの投影を引き起こすサポートをしたのか?
そして、何を、サポートしていないのか?」
と考えるのが、博士が大切にしていることのひとつだそうです。


午後は2つの部屋に分かれて会員による研究発表があり
夜は「ゲシュタルトの歌」で楽しく更けていきました。

1.jpg

2.jpg

2日目の午後はシンポジウム。

認知行動療法の熊野宏昭先生、
精神分析の妙木浩之先生、
森田療法の岩田真理先生、
ゲシュタルト療法の江夏亮先生がシンポジストとして登壇し
それぞれの立場で語ってくださいました。

3.jpg

印象深かった話題のひとつは、セラピーの頻度について。

●精神分析
週4回のセッションが基本。

『それだけ頻繁に会えば
クライアントとセラピストの間に「転移」「逆転移」は当然起きる。
それを排除するよりも、むしろ治療構造として利用する。』

⇒Lynne博士の関係性の話と通じるものを感じます。


●認知行動療法
ACTという認知行動療法の場合、月1回のセッションが基本。
次のセッションまでの宿題を出して自分で取り組みをしてもらう。

たまに2週間後のセッションを提案すると
「先生、やり方は分かりましたから、やってみる時間をください」と
患者さんから断られることもよくあるそうです。

セラピーのモデルとして自立的だとの発言も出ていました。


●森田療法
数週間の入院治療が基本。

元は、過干渉な家族から離して、新しい家族の中で再教育するという思想があり
創始者(森田正馬)の家に患者さん達を入院させ
先生も患者達もみんな一緒にご飯を食べる、家庭的な雰囲気の中での治療だったそうです。

近年は通院の治療が多くなっているそうで
その場合どんなふうに関係づくりをしているのか、とても興味深いです。


それぞれの治療の特質と、クライアントとセラピストの関係性・場の構造には
密接な関連があり
幅広いアプローチがあるのだと学びました。

4.jpg

あっという間に時間が過ぎた濃密な2日間でした。

By あやこ
関連記事

プロフィール

gnj

Author:gnj
こんにちは、ゲシュタルト療法のワークショップを開催しているNPO法人ゲシュタルトネットワークジャパンです。
ゲシュタルト療法の「今-ここ」の「気づき」は、いきいきと自分らしく生きるエネルギーを活性させます。ひとりひとり違うonly oneの大切な存在である互いを認め合いながら、家庭で、学校で、職場で、地域で、世界中で、つながりあっていく社会を実現したいと思っています。

最新記事

ほのぼの時計 わくわく版

検索フォーム

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。