Gコースについて
今回は、Gコースについて書きます。Gは、graduateのGで卒業の意味です。GNJのトレーニングコース以上を修了した者同士が集まって、CFO形式でゲシュタルトワークを練習しあうワークショップです。

いつもは、修了生だけでするのですが、6月はスーパーバイズデーという、GNJのファシリテーターが来て、ワークのしかたのアドバイスをしてもらったり、今までの経験をお話してもらったりする日でした。今回は、はつえさんにきてもらいました。
6月は、昨年度にGNJゲシュタルトトレーニングコースを卒業した方々、2009年度にファシリテーター養成コースを終えられた方々、もう少し前にゲシュタルトトレーニングコースを終えている方々など、様々な時期からGNJでゲシュタルト療法を経験した参加者同士が集まってワークショップが行われました。
このスーパーバイズデーは、トレーニング以上のコースを修了した方でなくてもクライアント役として、GNJ会員皆様も参加できる日でしたが、今回は、いらっしゃいませんでした。
ワークショップは、いつものCFOのように、ファシリテーター役をしたい人、クライアント役をしたい人が名乗りあげ、あとは、オブザーバーとして、ワークをみています。
クライアント役はすぐ決まるのですが、やはりいつになっても、ファシリテーター役は躊躇するもの、しかし、この機会にやってみようと、一息おいてだいたい決まります。
ワーク中、困った時は助けてもらう事もできます。
ワークが終わるとみんなでシェアタイム。感じた事をシェアした後に、ファシリテートについて、私だったらあの場面をもう少し掘り下げてみるとか、流れの中で敢えてそこではなくちがう場面を取り上げてみたなどの話をします。どれも正解、人それぞれのアプローチがあるんだなあと参加者同士でシェアします。
オブザーバーデイは、その後に総括として、スーパーバイザーから話をしてもらいます。
という事でシェアを長くとります。
クライアント役、ファシリテーター役、オブザーバー役、みんなでのこのシェアする時間での気づきは、かなりあります。

スーパーバイズデーでない日は、CFOとともに、1時間くらいゲシュタルト療法の本をみんなの経験と照らし合わせながら読んでいます。現在読んでいる本は、「ゲシュタルト療法-その理論と実際」(F.S.パールズ著・倉戸ヨシヤ監訳、ナカニシヤ出版)です。
自分だけで読むと字面だけ読んで終わってしまいがちですが、みんなで読みすすめていくと、文章に肉づけされて味わい深く読めていいです。このような感じで、ゆっくりと読み進めているので、1冊の本を、3、4年時間をかけてやっています。(やっともうすぐ終わるところまできましたが。)
実際は、Yさんが要約したくださったプリントと本の両方を見ながらやっていてます。
本は、持参してくる方もいるし、本棚に何冊か用意しているものを見ている方もいます。
聖書みたいで、どこから読んでも、何かしら共感できるのが不思議です。
だいたい午前中に本を読み、その後にワークをすると、たいてい本で読んだことがワークの中で起こるのも面白いです。
このようにワークショップが進行ていきます。
一日の終わりには、今日はどこに行こうかと言いつつ、一杯やって帰ります。(もちろん、自由参加。)
そうして、心もお腹も、豊かな一日でおわります。
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